【良かった点】・名前を聞くのも初めてというグループがあり、ボーイズグループの歴史の勉強になること。【DISC２】になると、個人的には顕著かなと思う。・アーティストによっては、このグループの王道のヒット曲を選曲していないこと。その選曲によって新たな曲と出会える。・TVCM等で聴いたことがある曲があったりして、あぁこの曲なんだと解説を見て分かる。　【第二弾が出るとしたら改善してほしい点】・最初の２ページの対談は何のためにあるのか？日本のアイドル事情と絡めて話すことに意味はあるが、今までの歴史を語る上では内容が足りないと思う。　むしろ、解説に充てたり、ボーイズグループの来日秘話にページを割いても良かったのでは。　パンケーキとか昔の日本アイドルに割く文字数の使い方って。。・１グループからソロデビューをしたメンバーの収録曲が、ボーイズグループによってバラつきがある。BSBは多すぎるのでは。BSBを多く入れた方が初心者には手に取　り安いのかもしれないが‥　イン・シンクからソロデビューしたジャスティン・ティンバーレイクや、バステッドからソロ活動したそれぞれのメンバーの曲、元９８°のニック・ラシェイなども　入れてほしかった。・良く言えば鉄板だが、悪く言えば『無難な選曲（グループの代名詞とも言える大ヒット曲あるいはデビュー曲）』が多い。バステッドとマクフライは他のコンピレー　ションで何度も入っている曲をなぜまた入れたのか。入りやすい＝デビュー曲という定義で入れているなら、割り切るしかないが。全曲一貫しているわけでもない。　こういったように、改善してほしい点はいくつかあるのだが、ボーイズグループに出会って間もない初心者には易しいコンピです。この収録曲でこの値段はお手頃なので、知らない曲が多いなら手に取ってみては。　ある程度収録曲を知っている方にはお薦めできません。